「会社のノートPC、画面が小さくて作業しづらい…」
「机の上が充電ケーブルやら何やらで、ごちゃごちゃして集中できない!」
「もっとタイピングが快適になれば、仕事が早く終わるのに…」
こんにちは!ティースリーサポートチームです。
リモートワークが普及し、自宅で仕事をする時間が増えたことで、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、日々のPC作業の「ちょっとした不便」は、PC周りの環境、つまり周辺機器を見直すことで劇的に改善できます。適切な周辺機器への投資は、単なる贅沢ではありません。作業効率を上げ、心身の負担を減らし、仕事のモチベーションを高めてくれる、最高の「自己投資」なのです。
この記事では、日々多くの会社様のIT環境をサポートしている私たちが、自信をもっておすすめする「デスクワークが快適になる周辺機器」を厳選してご紹介します。
作業効率が劇的に向上!「表示」と「入力」を快適にする周辺機器
まず見直したいのが、毎日長時間向き合う「画面」と、直接手で触れる「入力デバイス」です。ここへの投資は、効果を最も実感しやすい部分です。
1.外部モニター:解像度は「WQHD以上」が新常識
最近のノートPCはフルHD(1920×1080)解像度が主流ですが、作業をするには少し手狭に感じませんか?外部モニターを追加するなら、もう一歩先の「WQHD(2560×1440)」以上の高解像度モデルを強くおすすめします。
- メリット:WQHDはフルHDの約1.8倍もの情報を一度に表示できます。これにより、Webサイトと文書を並べても窮屈にならず、作業効率が飛躍的に向上します。また、文字や画像がより滑らかで精細に表示されるため、目の疲れを軽減する効果も期待できます。
- 製品例:DellやI-O DATA、BenQなどの27インチ・WQHDモデルが、現在の主流でコストパフォーマンスにも優れています。
- 注意点:お使いのPCが高解像度出力に対応しているか、購入前にスペックを確認しましょう。
2.タイピング体験が変わる、こだわりのキーボード/マウス
毎日何千回、何万回と触れるキーボードとマウス。ここにこだわるだけで、PC作業は「仕事」から「快感」へと変わる可能性を秘めています。
・キーボード:「静電容量無接点方式」の世界へ
多くのITエンジニアや文筆家が最終的に行き着くと言われるのが、「静電容量無接点方式」のキーボードです。これは、キーが底に付く前にスイッチが反応する仕組みで、スコスコと吸い込まれるような独特の打鍵感が特徴です。
- メリット:非常に軽い力で入力できるため、長時間のタイピングでも指が疲れにくいです。また、物理的な接点がないため耐久性にも優れています。
- 製品例:PFUの「HHKB (Happy Hacking Keyboard)」や東プレの「REALFORCE」がこの方式の代表格です。
- 注意点: 高価であること(3万円以上が中心)と、独特の打鍵感や配列に慣れが必要な点が、導入のハードルと言えるでしょう。
・マウス:「トラックボール」という新しい選択肢
マウス操作で腕や手首が疲れる、という方におすすめしたいのが「トラックボール」です。マウス本体を動かすのではなく、搭載されたボールを指や手のひらで転がしてカーソルを操作します。
- メリット:腕を動かす必要がないため、省スペースで作業できます。手首を固定したまま操作できるため、腱鞘炎の予防にも繋がると言われています。
- 製品例:Logicoolの「MX ERGO」や、ケンジントンの「Expert Mouse」が人気です。
- 注意点:一般的なマウスとは操作感が全く異なるため、慣れるまでに時間がかかる場合があります。しかし、その壁を越えた先には、唯一無二の快適な操作体験が待っています。
机の上がスッキリ!「接続」と「整理」をスマートにする周辺機器
次に、デスク周りの「ごちゃごちゃ」を解消するアイテムです。整理整頓された環境は、思考の整理にも繋がります。
3.ドッキングステーション
ケーブル1本で全てを接続。PCを持ち出す際は外すだけ。
4.モニターアーム
デスクを広く使え、最適な高さ・角度・設置位置を実現。
5.ノートPCスタンド
目線を上げて、本体の冷却性も向上。
6.高品質な電源タップ
落雷への対策と同時に、直接USBケーブルを挿せるのが便利。
7.ワイヤレス充電器
対応スマートフォンを置くだけで充電でき、スタンドになるものも。
まとめ:良い道具は、最高のビジネスパートナー
ここまで、デスクワークを快適にする7つの周辺機器をご紹介しました。
特にモニターやキーボード、マウスは、一度こだわりの逸品に出会うと、もう元には戻れないほど作業体験が向上します。高価なモデルもありますが、毎日数時間、これから何年も使い続けると考えれば、それは非常に費用対効果の高い「投資」と言えるでしょう。
もちろん、全てを一度に揃える必要はありません。まずはご自身が「一番不便に感じていること」を解決してくれるアイテムから、一つ試してみてはいかがでしょうか。
良い道具は、単なるモノではありません。あなたの仕事のパフォーマンスを最大化し、毎日を少しだけ豊かにしてくれる、頼もしいビジネスパートナーなのです。この記事が、あなたの快適なデスクワーク環境づくりの一助となれば幸いです。