
みなさん、お仕事お疲れ様です!
毎日たくさんの業務を抱えて、お客様や会社のメンバーからも引っ張りだこで頼りにされていることでしょう。
しかし、ふと振り返ってみると現状どうでしょうか?
2025年も残り数週間ですが、年始に決めた目標達成していますか?
そもそも決めた目標覚えていますか?
私も毎日スケジュールは1日中埋まっていて忙しくしていましたが、一方で、会社以外の時間も含めてずっとタスクに追われている感じがありました。
当然年始に決めた目標なんか覚えているはずがありません。
なんとなくずっと夏休みの宿題状態というか自転車操業というか、自己決断というよりなんかいつも追われていて1日があっという間に過ぎていく感覚がありました。
文字通り「心」を「亡」くしていました。
そんな時に先輩から教えてもらった時間管理のポイントを4つ、私と同じように感じているみなさんにシェアしたいと思います。
そんなの知ってるよー!という方は実際に効果的なスケジュールになっているか振り返る機会にしてみてください。
1.時間の棚卸し

みなさん何かと忙しくされていると思いますが、実際何にどれだけ時間を使っているか把握していますか?まずは現状把握から始めてみるのがおすすめです。
これからますます寒くなってくるので年末年始で沖縄に行くとします。
しかし、自分は東京にいるのか、北海道にいるのか、福岡にいるのか現在地を把握していなかったとしたらどの方向にどうやってどれだけ進めばたどり着くのか考えようがありません。
先月、もしくは先週自分が何にどれだけの時間を使っているのか書き出してみましょう。
忙しいように感じていたけど意外と空白の時間や短縮できる時間があるかもしれません。
2.目的・目標を明確にして、達成のためにやるべきことを思いつく限り書き出す

ポイントは現状を一回横においてまっさらな状態で向き合うことです。
なぜなら人間には危機管理能力が備わっており生存本能として基本的にネガティブなので、言い訳ややらない、できない理由は無限に思いついてしまうからです。
思いついたことを1から100まで全部実行したら遅かれ早かれ必ず目標達成しているはずです。
3.緊急ではないが重要なことからスケジュールを組むこと

みなさんも名前はともかく一度は聞いたことのある考え方かもしれません。
アイゼンハワー・マトリックスといいますが、すべてのタスクを緊急度と重要度で4つに分類するところから始めます。

- 先ほど書き出した目標達成のためにやることを上の4つの象限に分類します。
1→重要かつ緊急
2→重要だが緊急ではない
3→重要ではないが緊急
4→重要でも緊急でもない - 2の重要だが緊急ではないことからスケジューリングしていく
え??と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
緊急性が優先順位であると。私もはじめは少し驚き、そのまま聞き返しました。
先輩いわく、「大多数の人が毎日緊急なことから着手し、それだけで1日を終えている。だからいつまでも追われるように忙しいんだよ。重要なものから時間を確保していくと目標を達成できるスケジュールを組むことができる。緊急なことは意識しなくても時間を作るから。」だそうです。
たしかに、せっかく読書しようと思い買った本を時間がないといって恥ずかしながら積読状態です。
ですが、通勤時間電車の中で15分確保しておけば1冊読破できます!
4.パレートの法則

みなさんパレートの法則というものを聞いたことはありますか?80:20の法則や、ここから派生した2:6:2の法則などもあります。
これはイタリアの経済学者であるパレートさんがイタリア全土の資産を誰がどれくらい所有しているのかの調査結果から生まれた法則です。
それはイタリア全土の資産の80%を国民の20%の富裕層が所有しており、残りの20%の資産を80%の国民で分け合っているというものでした。
これはあらゆるものに応用でき、私たちが時間を割いている上位20%の重要なことが人生の80%の結果成果を作っているということです。
今一度最重要な20%に十分な時間を確保できているのか見直すのがよさそうですね。
まとめ

みなさんいかがでしたでしょうか?今日から実践できるものばかりだったのではないでしょうか?
これも教わったことなのですが、「できるけどやらない選択をするのと、そもそも選択できないのはまったく意味が違う。」と言われてはっとした記憶があります。
頑張った結果より多くを得られる頑張り方になっていると幸せやなと思います。