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駅近テレワークブース「CocoDesk」レビュー!15分330円で快適リモートワーク

4月から全社ミーティングにリモートで参加する機会が増え、その際に利用しているCocoDeskというテレワークブースが非常に便利だったので、今回はその使い心地をレビューしたいと思います。

CocoDeskってどんなサービス?

「CocoDeskって何?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。まずは以下の公式サイトをご覧ください。
https://www.fujifilm.com/fb/product/software/cocodesk

写真をご覧いただければピンとくる方もいると思いますが、駅の改札付近などで見かける、まるで電話ボックスのような個人用ワークブースです。利用してみて初めて知ったのですが、実はこれ、富士フイルムが手掛けているサービスなんですね。

利用には会員登録が必須で、個人会員法人会員の2種類があります。個人会員ならメールアドレスとクレジットカードがあればすぐに登録可能です。登録後はマイページからブースの予約・利用状況の確認はもちろん、GPSを有効にしていれば現在地近くのブースを検索することもできます。

予約システムはシンプルで使いやすい!

ブースは「ブースを探す」から利用日を指定して予約できます。

最短15分から予約可能で、1枠あたり330円という手軽な料金設定です。

予約枠を選択して進むと確認画面が表示され、利用開始60分前からはキャンセルできない旨が案内されます。内容に問題がなければ「予約する」を押すだけで予約が完了します。

予約後はマイページに予約中のブースが表示され、ブースの詳細や入退室メニューが確認できるようになります。

「ブース詳細」ではブースの位置や設備、「ナビ・入退室・無線LAN」からはブースで使えるWi-FiのSSIDとパスワード、そしてブースの解錠・施錠が行える画面が表示されます。

使ってみて感じたのは、予約システムが非常にシンプルで操作しやすく、初めて利用する人でも迷わず使えるという点です。

実際に使ってみた!ブース内の環境は?

予約を済ませたので、次は実際に私がいつも利用している東京メトロ某駅のブースへ。


朝のラッシュ時で周囲には多くの人々が行き交っていましたが、ブースはこんな感じで設置されています。予約開始時刻の少し前に着いたため、まだ解錠できなかったので、時間まで外で待機してから中に入りました。

ブース内は一人で利用するのにちょうどいい広さで、正面にはモニターとコンセント、背後にはエアコンが完備されています。そのため、快適な温度で作業に集中できます。特筆すべきは、扉を閉めると外の音がほとんど気にならないほど遮音性が高いことです。おかげで全社ミーティングにも集中して参加できました。
唯一気になったのは、Webミーティング中に時々他の参加者のカメラ表示が途切れることがあった点です。これはWi-Fiを利用している以上、ある程度は仕方ないことかもしれません。
利用終了時間が近づくと、ブース内に残り時間を知らせるアナウンスが流れるので、ミーティングに集中していても予約時間を過ぎてしまう心配がなく、安心して利用できます。

総評:移動の多いビジネスパーソンにおすすめ!

CocoDeskは、駅の改札付近というアクセスしやすい場所にありながら、コワーキングスペースのように静かで集中しやすい環境を提供してくれます。最短15分から利用できる手軽さも魅力です。
都心での移動が多く、外出先で急な作業が必要になることが多い方なら、個人会員に登録しておけば、わざわざ最寄りのコワーキングスペースを探すよりもお得に利用できると感じました。月会費もかからないので、とりあえず会員登録だけでもしておいて損はありません!
また、もし会社内で外出先での業務が多い社員が複数人いるのであれば、法人会員の導入を検討するのも良い選択です。是非導入してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

横山慎悟

元フリーランスのITエンジニア、そしてタクシー運転手というちょっと珍しい経歴の持ち主。今は社内SEとして、お客様のITまわりの困りごとに向き合う日々を送っています(経験は10年ほど)。PowerShellやバッチが得意で、趣味はサウナとお城めぐり。目標は「ティースリーと言えばあの人!」と覚えてもらうこと。専門外のことも全力で調べて答えますので、よろしくお願いします!